アプリパスワードを使って2段階認証に対応していないデバイスからログイン

広告

2段階認証が有効になっている場合、メールアドレスとパスワードで認証した後で認証アプリで取得したコードを入力する必要があります。ところが一部のデバイスやアプリではメールアドレスとパスワードで認証した後にコードを入力する画面が表示されないものがあります。コードが入力できなければログインが行えないため、このようなデバイスでは2段階認証が有効になったアカウントでログインを行うことができません。

そこでこのようなデバイスやアプリからでもログインが行うためにアプリパスワードと呼ばれる機能が用意されています。ここではアプリパスワードを使って2段階認証に対応していないデバイスやアプリなどからログインする方法について解説します。

1.アプリパスワードの新規作成
2.アプリパスワードを使ったログイン

まず新しいアプリパスワードを取得方法を解説します。アプリパスワードを取得するにはMicrosoftアカウントにログインした後で「アカウントの保護に関する設定画面の表示」を参照して「アカウントの保護」画面を表示して下さい。

p11-1

「アプリパスワード」のブロックにある「新しいアプリ パスワードの作成」と書かれたリンクをクリックして下さい。

p11-2

新しいアプリパスワードが作成され画面に表示されます。ここで表示されたパスワードは再び表示することはできませんので、パスワードを設定する時にアプリパスワードを作成するかメモなどを行っておいて下さい。「完了」と書かれたリンクをクリックすると前の画面に戻ります。

p11-3

一度アプリパスワードを作成した場合は「アプリパスワード」のブロックが次のように表示されます。別のアプリ用に新しいアプリパスワードを作成する場合は「新しいアプリ パスワードの作成」と書かれたリンクをクリックして下さい。先ほどと同じようにアプリパスワードが表示されます。今まで作成したアプリパスワードを削除して無効にしたい場合には「既にあるアプリ パスワードの削除」と書かれたリンクをクリックすれば削除できます。

p11-4

それではアプリパスワードを使ったログインを試してみます。今回は例としてiPhoneのメール/連絡先/カレンダーのアプリでOutlook.comのメールアドレスを追加する場合で試してみます。(なおOutlook.comのアプリは2段階認証に対応しています)。

「設定」>「メール/連絡先/カレンダー」とタップして表示された画面で「アカウントを追加」をタップして下さい。

p11-5

追加するアカウントとして「Outlook.com」をタップします。

p11-6

Outlook.comで使用しているメールアドレスとパスワードを入力する画面が表示されます。

p11-7

通常はメールアドレスとパスワードを入力すればアカウントの追加が完了するのですが、2段階認証を有効にしているMicrosoftアカウントを使用している場合はパスワードを使用してもエラーとなります。これはメールアドレスとパスワードで認証した後で認証アプリを使って取得したコードを入力しなければログインが完了しないのに、このアプリでは2段階認証に対応していないためコードを入力する画面が表示されないためです。

p11-8

そこで普段使用しているパスワードの代わりに事前に作成しておいたアプリパスワードを代わりに入力します。するとコードの入力が行われなくてもアカウントの認証が完了しアカウントが追加されます。

p11-9

このように2段階認証を有効にしたMicrosoftアカウントを使用しているアプリを使用する場合で、ログイン画面が2段階認証に対応していないアプリやデバイスを使用する場合には通常のパスワードの代わりにアプリパスワードを使用して下さい。

( Written by Tatsuo Ikura+ )