キーワードプランナーの使い方 ~指定したキーワードの検索ボリュームを確認する~

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サイトを作成する時に利用者がどんな需要を持っているのかを調べる方法として検索エンジンでどんなキーワードでどの程度検索されているのかを知ることはとても有効です。検索エンジンとしてGoogleを利用する場合の検索ボリュームはGoogle Adwordsで提供されているキーワードプランナーを利用して調査することができます。ここではキーワードプランナーの使い方について解説します。

1.キーワードプランナーの画面を表示する
2.キーワードの検索ボリュームを調べる
3.地域や言語などのターゲットを設定する
   3-1.地域の設定
   3-2.言語の設定
   3-3.除外キーワードの設定
4.検索ボリュームの平均を計算する期間を設定する
5.他の期間で計算した平均検索ボリュームをと比較する
6.結果のカスタマイズを行う
   6-1.キーワードフィルタ
   6-2.キーワードオプション
   6-3.含めるキーワード
7.検索ボリュームの結果をダウンロードする

最初にキーワードプランナーはGoogle AdWordsのアカウントが必要となります。AdWordsはGoogleのサービスに広告を出稿する場合に利用するサービスです。ここではAdWordsの詳しい利用方法については解説しません。

キーワードプランナーを次のURLから開始します。

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画面右上に表示されている「ログイン」をクリックし、AdWordsを利用しているGoogleアカウントでログインを行って下さい。キーワードプランナーの画面が表示されます。

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なおAdWordsの画面からキーワードプランナーにアクセスされる場合には「運用ツール」をクリックし、表示されたメニューの中から「キーワードプランナー」をクリックして下さい。キーワードプランナーの画面が表示されます。

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最初に指定したキーワードの検索ボリュームを調べる方法です。「新しいキーワードの選択と検索ボリュームの取得」の中にある「フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを「検索」をクリックして下さい。

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次のような画面が表示されます。

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「宣伝する商品やサービス」の下にあるテキストエリアに調べたいキーワードを入力して下さい。複数のキーワードを調べたい場合は改行して入力して下さい。

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その他の項目についてはとりあえずそのままで結構です。キーワードの入力が終わったら「候補を取得」をクリックして下さい。

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結果が表示されました。

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最初に一番上に表示されているグラフについてです。「平均月間検索ボリューム」と表示されたところにあるグラフは入力したキーワード単体のものではなく、入力したキーワードに関連する複合キーワードなども含めた検索ボリュームのグラフです。今回で言えば「旅行」というキーワードについて調べていますが、「旅行」に加えて「国内 旅行」や「海外 旅行」などの検索ボリュームなども含めたものとなります。

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入力したキーワードとその関連キーワード全体でどれくらいの規模の検索ボリュームがあるのかをざっくり把握するのに使えます。

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入力したキーワード、そして入力したキーワードと関連性の高いキーワードに関する検索ボリュームは次の個所を見て下さい。

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今回入力したキーワードである「旅行」の検索ボリュームは次のように表示されています。

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「月間平均検索ボリューム」は「指定したターゲット設定と期間で、キーワードとその類似パターンが検索された平均回数です。デフォルトでは、12 か月間の平均検索数が表示されます。」と説明がされています。月間にどれくらい検索されているのかについて、直近12カ月間の平均が表示されています。

「競合性」「推奨入札単価」についてはAdWordsで広告を掲載する時の指標で、例えば「競合性」は「個々のキーワードと Google で扱っているすべてのキーワードを比較し、入札している広告主の多さを相対的に示す指標です。このデータは、指定した地域と検索ネットワークのターゲット設定に基づいて算出され、「低」、「中」、「高」で表示されます。」と説明されています。(「推奨入札単価」は非表示にしてありますが実際は表示できます)。

季節によって検索ボリュームが大きく異なる場合など12カ月の平均ではなく月別の検索ボリュームを確認したい場合には次のアイコンをクリックして下さい。

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直近12カ月間の月別の検索ボリュームがグラフで表示されます。(なおいつからいつまでのグラフを表示するのかはあとで解説する方法で変更することができます)。

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関連キーワードは関連性の高い順に同じように表示されます。

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同じように「月間平均検索ボリューム」を確認したり、月別の検索ボリュームを確認したりできます。

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このように入力したキーワードや、その関連キーワードに対して月間の検索ボリュームを調べることができます。

キーワードプランナーを使用すると入力したキーワードの検索ボリュームや関連キーワードを調べることができますが、その時に対象となる国や言語などのターゲットを設定することができます。ここではターゲットの設定方法についてみていきます。

例として「travel」というキーワードを調べた場合で試してみます。下記はターゲットを指定していない場合の結果です。

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ターゲットの設定は画面左側に表示されているメニューで行います。

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それでは最初に「地域」を設定してみます。「すべての地域」と表示されている個所をクリックして下さい。

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次のように表示されます。テキストボックスに設定したい地域を入力して下さい。

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今回は「日本」と入力してみました。すると地域の候補の一覧が表示されるので、その中から設定する地域をクリックして下さい。今回は「日本 - 国」をクリックしました。

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「地域」のターゲットに「日本 - 国」が設定されました。複数の地域を対象にする場合は同じ作業を繰り返して下さい。設定が終わりましたら「保存」をクリックして下さい。

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地域のターゲットを変更することで検索ボリュームや関連キーワードが次のように変わりました。今回調べているキーワード「travel」の月間平均検索ボリュームが「1,220,000」から「14,800」に変わっています。

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次に「言語」を設定してみます。「すべての言語」と表示されている個所をクリックして下さい。(地域の設定は元に戻してあります)。

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次のように表示されます。ターゲットにする言語をリストから選択して下さい。

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言語のターゲットに「日本語」が設定されました。複数の言語を対象にする場合は同じ作業を繰り返して下さい。設定が終わりましたら「保存」をクリックして下さい。

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言語のターゲットを変更することで検索ボリュームは「1,220,000」のままで変化がありませんでした。ただ関連キーワード日本語のものに変わりました。

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最後に「除外キーワード」を設定してみます。除外キーワードに設定されたものは関連キーワードに含まれなくなります(結果として一番上のグラフの検索ボリュームの値にも影響がでます)。「除外キーワード」と表示されている個所をクリックして下さい。

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次のように表示されます。テキストボックスに除外したいキーワードを入力して下さい。

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今回は「flights」を指定しました。入力が終わりましたら「保存」をクリックして下さい。

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関連キーワードの中から検索ボリュームの結果から「flights」が含まれるものが除外されました。

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月間平均検索ボリュームは直近の12カ月間のデータを対象に平均を計算しています。この対象となる期間を変更することができます。期間の設定は画面左側に表示されているメニューで行います。

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それでは「月間検索数の平均を表示する期間」と表示されている個所をクリックして下さい。

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対象となる開始月と終了月を設定できる画面が表示されます。例として開始月を変更してみます。左側のドロップダウンメニューをクリックして下さい。

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月を選択して下さい。

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開始月が変更されました。設定が終わりましたら「保存」をクリックして下さい。

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月間平均検索ボリュームの対象となる期間が変更されました。

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入力したキーワード及び関連キーワードの検索ボリュームの平均を計算する期間が変更されています。

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期間を変更すると月別の検索ボリュームグラフを表示した場合も期間が変更されます。

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複数の期間を指定して、それぞれの期間の平均検索ボリュームの比較を行うこともできます。比較を行うには先ほどと同じく「月間検索数の平均を表示する期間」と表示されている個所をクリックして下さい。

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「比較」の横に次の個所をクリックして下さい。

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比較する期間を選択する画面が表示されます。「前の期間」「前年同期」「カスタム」から選択できます。

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平均を計算する期間が1年間だと分かりにくいので例えば平均を計算する期間が「2016年10月」から「2017年3月」の半年間とした場合を例に考えてみます。「前の期間」を選択すると「2016年4月」から「2016年9月」となり、「前年同期」を選択すると「205年10月」から「2016年3月」となります。「カスタム」を選択すると任意の期間との比較ができます。

では今回は平均を計算する期間はデフォルトの「2016年4月」から「2017年3月」のままで、「前年同期」を選択してみます。設定が終わりましたら「保存」をクリックして下さい。

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月間平均検索ボリュームが2つの期間で計算されてそれぞれ表示されるようになりました。

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入力したキーワード及び関連キーワードの検索ボリュームの平均が2つの期間でそれぞれ計算されて表示されます。また検索ボリュームにどれだけ変化があったかについても「変化の合計」のところに表示されます。

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入力したキーワードに対する検索ボリュームを調べると関連キーワードの一覧が表示されますが、検索ボリュームが一定以上あるものだけを表示するなど結果をカスタマイズすることができます。

結果のカスタマイズを行うには画面左側に表示されているメニューで行います。

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最初にキーワードフィルタを設定してみます。フィルタを設定することで特定の条件の一致するものだけを関連キーワードに表示します。「キーワードフィルタ」と表示されている個所をクリックして下さい。

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次のように表示されます。フィルタは「平均月間検索ボリューム」「推奨入札単価」「広告インプレッションシェア」に加えて「競合性」でも設定できます。

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例として「平均月間検索ボリューム」が「20,000」「以上」に設定します。設定が終わりましたら「保存」をクリックして下さい。

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「平均月間検索ボリューム」が20,000以上のものだけが表示されるようになりました。

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次ににキーワードオプションを設定してみます。特定の関連キーワードを表示するかどうかの設定を変更します。「キーワードオプション」と表示されている個所をクリックして下さい。

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次のように表示されます。今回は例として「入力した語句を含む候補のみを表示」の設定を変更して「オフ」から「オン」へ変更してみます。次の個所をクリックして下さい。

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「入力した語句を含む候補のみを表示」が「オン」になったことを確認したら「保存」をクリックして下さい。

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今回入力したキーワードである「旅行」が含まれるものだけが関連キーワードとして表示されるようになりました。

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最後に「含めるキーワード」の設定です。指定したキーワードが含まれるものだけを表示するように設定を変更します。「含めるキーワード」と表示されている個所をクリックして下さい。

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次のように表示されます。テキストボックスに含めたいキーワードを入力して下さい。

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今回は次のように入力しました。入力が終わりましたら「保存」をクリックして下さい。

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先ほど指定した「海外」が含まれる関連キーワードだけが表示されるようになりました。

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入力したキーワード、および関連キーワードの検索ボリュームのデータはCSV形式でダウンローすることができます。ダウンロードするには次の個所をクリックして下さい。

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ダウンロードに関するダイアログが表示されます。ダウンロードするデータの形式としてAdwords Editor用のCSVかExcel用のCSVから選択できます。またダウンロード先としてGoogleドライブを選択することもできます。設定が終わりましたら「ダウンロード」をクリックして下さい。

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次のように表示されればダウンロードが行えます。「ファイルを保存」をクリックして下さい。

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ダウンロードしたCSVファイルをExcelで開いてみると次のようにキーワード及び関連キーワード毎の検索ボリュームなどのデータを確認できます。

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Googleなどの検索エンジンで指定したキーワードの検索ボリュームを調査するのに利用できるキーワードプランナーの使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura+ )