フィルタのインポートとエクスポート
作成したフィルタはエクスポートして保存することができます。またエクスポートしたフィルタをインポートして保存されたフィルタを追加することもできます。ここではフィルタのインポートとエクスポートの設定方法について解説します。
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フィルタをエクスポートする
作成済のフィルタをエクスポートする方法です。Gmailの画面右上に表示されている歯車アイコンをクリックし、表示されたメニューの中から「設定」をクリックして下さい。
「設定」画面が表示されます。
「フィルタとブロック中のアドレス」タブをクリックして下さい。
現在作成済のフィルタの一覧が表示されます。
エクスポートしたいフィルタにチェックを行って下さい。チェックが終わりましたら「エクスポート」をクリックして下さい。
フィルタのエクスポートが行われ「mailFilters.xml」というファイル名で保存されます。保存されたファイルの中身は次のようになっていました。
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom" xmlns:apps="http://schemas.google.com/apps/2006"> <title>Mail Filters</title> <id> tag:mail.google.com,2008:filters:7357165305661928306,931359046969477829 </id> <updated>2018-12-10T17:11:35Z</updated> <author> <name>山田太郎</name> <email>buzzwriter.zz@gmail.com</email> </author> <entry> <category term="filter"/> <title>Mail Filter</title> <id>tag:mail.google.com,2008:filter:931359046969477829</id> <updated>2018-12-10T17:11:35Z</updated> <content/> <apps:property name="subject" value="会議"/> <apps:property name="label" value="仕事関係"/> <apps:property name="sizeOperator" value="s_sl"/> <apps:property name="sizeUnit" value="s_smb"/> </entry> <entry> <category term="filter"/> <title>Mail Filter</title> <id> tag:mail.google.com,2008:filter:7357165305661928306 </id> <updated>2018-12-10T17:11:35Z</updated> <content/> <apps:property name="from" value="user@example.com"/> <apps:property name="shouldStar" value="true"/> <apps:property name="sizeOperator" value="s_sl"/> <apps:property name="sizeUnit" value="s_smb"/> </entry> </feed>
フィルタをインポートする
次に保存されたフィルタをインポートします。エクスポートしたGmailアカウントとは別のGmailのアカウントでインポートしてみます。エクスポートとした時と同じ手順で「設定」画面の中の「フィルタとブロック中のアドレス」タブを表示して下さい。
このアカウントでは現在1つのフィルタが作成されています。それではフィルタのインポートを行います。「フィルタをインポート」をクリックしてください。
フィルタのインポートに関する表示が画面に行われます。「ファイルを選択」をクリックして下さい。ファイルダイアログが開きますので、あらかじめ保存しておいたフィルタのファイルを選択して下さい。
ファイルの選択が終わりましたら次に「ファイルを開く」をクリックして下さい。
読み込んだフィルタが画面に表示されます。インポートするフィルタを選択します。不要なフィルタのチェックを外して下さい。またフィルタを既存のメールにも適用する場合には「既存のメールに新しいフィルタを適用する。」にチェックをして下さい。設定が終わりましたら「フィルタを作成」をクリックして下さい。
フィルタのインポートが完了しました。
なお転送設定を行うフィルタの場合、転送先メールアドレスは事前に登録が必要です。転送を行うフィルタをインポートしようとしても、インポートするアカウントでフィルタで設定されている転送先のメールアドレスが登録されていないとインポートする時点でエラーとなります。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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